使わなくなった技術は、次第に錆び付いてきます。技術力は使い続けてこそ、その水準を維持し高めることができるのは何においても同じでしょう。かつてJava言語を勉強して、プログラミングができるようになったとしても、それからまったく手がけていなければ、実際の開発で役立てられない事も多いです。仕事でこのプログラム言語を使って開発を行わなくてはならなくなった時、いざという時にせっかくの能力を活かせないというのは問題です。定期的にJava言語の実力をチェックし、十分な実力が維持できているかどうかを確認することが、技術力の錆びつきを抑えることに有効です。また、かつて習得した技術が、すでに開発現場では過去のものとなっている可能性があります。コンピューターの開発技術は常に進歩し、変化し続けています。そのため、昔は十分に開発に通用していた手法が、今の開発現場では全く通じないといったような事も多いです。現代流の開発手法について、休日を利用して学習しておくと、いざという時にすぐに実力を発揮できます。仕事の時間だけでなく、休みの過ごし方としてプログラミング技術の確認や補強を行っておけば、身につけているプログラミングの技術力を錆びさせる事なく、いつでも開発の仕事で実力が発揮可能です。プログラミング技術者にとって、このような休みの有効活用ができる技術者は、常に開発能力を安定して出すことができ、職場で有利な立場に立つことができます。